マツダ・デミオなどがリコール!?運転席シート不具合の危険性について超わかりやすく解説

2017年2月9日、マツダ株式会社はデミオ・アクセラ・アテンザ・ビアンテの4車種に対して運転席シート下固定部に不具合があるとして、指定の期間内に製造された計24万8753台のリコールを国土交通省に届けました。

 

不具合は、運転者席の座席高さを調整するリフタリンクの強度が不足しているほか、リフタリンクの抜け止め防止用プッシュナットの固定方法が不適切なため、リフタリンクに亀裂が入るまたはプッシュナットが外れることがある。そのまま使用を続けると座席から異音やガタが発生し、最悪の場合、リフタリンクが破損もしくは外れて座席が傾き、正しい運転姿勢が取れなくなるおそれがある。

 改善対策として、全車両のリフタリンクを点検し、亀裂がない場合はリフタリンクに補強ブラケットを追加するとともに、プッシュナットを2枚構造にする。リフタリンクに亀裂がある場合は、シートアジャスターユニットを対策品に交換する。

リコール届出番号:3978

引用: マツダ株式会社公式HPより

【不具合対象の年式】

平成19年7月~平成22年9月まで製造・初年度登録されたデミオ

【不具合対象の型式】

  • DBA-DE3AS
  • DBA-DE3FS
  • DBA-DE5FS

【不具合対象のグレード】

  • 13C
  • 13C スマートエディション
  • 13C-V
  • 13C-V HIDエディション
  • 13S
  • 13F

なんだか運転席の下のナットにガタがあって、座席が外れて傾く危険がある!?

リコール内容について意味が難しすぎて良く分からない!というかたにかんたんにリコールの内容と危険性についてわかりやすく解説したいと思います。

運転席不具合のリコールを分かりやすく解説

リフタリンクとプッシュナットの破損ってなに?

良く分からないかたにかんたんに説明します。

デミオの運転席の下にはスライドレールという座席の前後の調整をするレール(机の引き出しの両サイドに引き出すときについてる金属のレールと機構がおなじようなものです)と、リフタリンクと呼ばれる、座席の高さを調整するためのレバーのようなシートの底面を押し上げる部品があります。

実際リフタリンクは高さを調整するので、よく動かすことが多いです。その際にリフタリンクを固定している止め具がガタガタして何回かシートの高さ調整をしたり自動車が動いているときにギシギシと負担がかかってしまい、外れてしまって運転席の固定がなくなって脱落してしまうというリコールです。

もちろんシートを固定している金具が外れてしまうと片側だけ脱線して落ち込んでしまいます。運転中に脱落したらとても危険ですよね。シャレになりません。

登場から結構時間がたっていて古くなってますし、早く売却してしまうほうが無難です。実際に私もデミオの買取査定に出したことがあります。

 

かんたん車査定ガイド

どんな時に不具合が起こるの?運転席下のリフタリンクが割れたり、プッシュナットが外れる事例

  • 運転席に座った状態で座高調整をしたとき
  • カーブで車に横Gがかかったとき
  • 急発進、急停車したとき
  • シート下が錆びてきている
  • 5年落ち~10年落ちで車が古くなってきている

運転席に座った状態で座高調整したとき

運転席の座高を調整するリフタリンクは、座面を上昇させるときにレバーが真横から縦に起き上がる動きをするので、一番負担がかかる部品です。

体重の重い男性などが乗った状態でシート高の調整をするとリフタリンクに負担がかかってしまい割れたり、破損したりする場合があります。

また、リフタリンクを支えているプッシュナットも強度不足で砕けてしまう可能性も考えられます。

カーブで横Gがかかったとき

自動車がカーブするときは、横Gの影響で座席固定部分に何十キロという荷重がかかります。またスピードが出ていれば出るほどリフタリンクにかかる負担は大きくなるので注意が必要です。

高速道路で不具合が起こったりしたら、とても危ないですし事故にもつながります。

急発進・急停車したとき

デミオは横Gよりも前後の荷重に対してのほうが各部が強く作られています。横Gほどではありませんが、急発進・急停車は加減速時のスピードによって大きな負担になりますので、こちらも注意です。

発進時に脱落したら、後ろのめりに倒れこんでしまいますし、減速時だとフロントガラスに突っ込んでしまうような危険性も考えられます。

シート下が錆びてきている

雨天時など、車内に浸水してしまった場合や、湿気が多い状態のとき金属はどれだけ腐食対策をしていてもどうしても錆びてきてしまいます。

錆びると、金具は驚くほどもろくなってしまい、正常なときの1/10程度の強度しかない状態になるので、シートレールや運転席を固定している金具類がさび付いていないかどうかをチェックしておきましょう。

5年落ち~10年落ちで車が古くなってきている

リコール対象のDBAシリーズのデミオは、登場から5年から10年経過しているモデルです。まだまだ大切に乗っておられるかたも多いのですが、さすがに少々古くなってきています。

中古車価格相場も年々低下していきていますし、不具合が起こるリスクも大きくなってきますので、今回の運転席シート下のリコール以外にも各部部品が劣化してきていてそろそろ乗り換えの時期が近いのは確かです。

どんな対策をするの?

強度が足りないリフタリンクとプッシュナットの負担を少なくするために、補強用の固定金具(ブラケット)を装着して脱落を防ぎます

構造的にですが、おそらくリコール対策品をつけることでほぼ100%対策できるので信用して大丈夫だと思います。

実際、運転席が外れたらどうなる!?

リコールの危険性として、運転席が傾く、脱落するとありますが、実際に運転席が外れたらとても危険なんです。

デミオではないですが、私も一度運転中に運転席の固定し忘れでシートレールが外れた経験があります。

私の場合は、自動車発進時に大きく外れてしまったため、座席だけが後部座席のほうへ傾きながらも後退していきハンドルにしがみついている状態になりました

座席がぐらついていたため、腰が固定できずアクセルもブレーキも力一杯踏めない、ハンドルはしがみついているため、上手く操作できない状態です。

アクセルも踏めない、ブレーキも踏めない、ハンドルも固定できないとなると走行時の状態によっては事故になる可能性がとても高いです。

リコール対策の部品交換は時間がかかりすぎる!

リコール対策ようの固定ブラケットに交換する場合は、最寄のマツダディーラーに行く必要があります。注意したいところはいつ行っても交換してくれるわけではありません

まずは自宅にリコールの案内が郵送で届きますので、案内が着次第にディーラーへ交換の予約をとります。作業時間は20~30分程度だと思います。

年式の古い車からの順次対応になるので、人によっては半年近くリコール案内待ちとなるケースも少なくありません。

交換してくれるディーラーは自宅より最寄の店舗が対象ですが、事情よっては他店でも予約可能です。ちなみにディーラーの予約も大混雑なのでさらに待たないといけません。

正直言って乗り換えも検討したほうが良いです

今回の運転席シート不具合の対象形式のデミオはわりと古い年式です。

最近のデミオの現行車は、スカイアクティブテクノロジーというクリーンディーゼル車も登場して、DBAシリーズ(リコール対象)のデミオと比較しても燃費が1/2くらいに良くなっていますので、もしすでに古くなってきていると感じたら、これを期に乗り換えも検討してみても良いかもしれません。

結局のところ、リコール対象車のデミオに乗っておられるなら売却してしまって、新しいデミオを買うのが一番の解決策だと思います。
DBAシリーズのデミオは今でもわりと高く売れる!売るならリコールの影響で買取価格が急落する前にしておきましょう!

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【平成22年式 マツダ・デミオ1.3 13Cの場合】

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オークション出品代行 :35万円

買取業者の複数一括査定:42万円

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車屋さんの心情は安く買い取って、次のオーナーに販売して利益率を上げたいのはどこも一緒なんです。

そこで、複数の買取点で競合させて一番高い査定が出たところで売ることで初めて適正な買取価格が出ます!!

ちなみに、私が新しい車に乗り換える際、
前に乗っていたコンパクトカーの下取り査定は

車買取の一括査定を利用することで、こんなに違いました!!

【平成25年式 マツダ・デミオの場合】


※写真はイメージです


新しい車購入時の下取り:46万円

地域の車屋の通常買取 :38万円
オークション出品代行 :55万円

買取業者の複数一括査定:61万円

以前に私の所有していた車を参考にしましたが、
車購入時の下取り査定と、一括査定との差額は15万円にもなります!

まずは、査定の相場価格を知るためにも、一括査定でどれくらいの金額が出るのかを知ることで損しない乗り換えをすることができます。

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